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有線LAN工事

ドアをまたいで配線する方法!

賃貸物件ではLANコンセントが、1室にしか設置されていないことがよくあります。

無線LANを使って、他の部屋に電波を飛ばすのも1つの手です。

しかし、無線LANは壁などで通信環境が不安定になりやすいもの。
オフィスで、ビジネスでというのに無線LANはあまり向いていないのです。

であれば、ドアをまたいで有線LANを隣の部屋まで配線するのはどうでしょうか?

実は、ちょっとした部材さえあれば、ドアをまたいでの有線LANの配線が可能です。
大掛かりな有線LAN工事も必要ないので、費用も抑えられるでしょう。

今回は、ドアをまたいで有線LANを配線する方法をご紹介します。

▶︎目次

1.有線LAN工事は自分でもできるのか?

複数部屋あるオフィスの1部屋にしかLANコンセントがないというのは不便です。
だからと、有線LAN工事を素人が、無資格のまま施工してもいいのでしょうか?

有線LAN工事に資格はない

電気工事には”電気工事士”、電話工事には”工事担当者”という国家資格が。

もし、電気工事や電話工事を無資格で行うと、法律違反として罰せられる可能性が。
それ以前に素人がこれらの工事をすると、停電や断線などの危険性があります。

では、有線LAN工事には上記のような国家資格はあるのでしょうか?

実は、有線LAN工事には国家資格はありません。

自分で工事しても問題ない

国家資格がないということは、自分で施工しても法律的にはまったく問題ないということ。

事実、インターネット回線を引いている家庭の多くが、自分で有線LAN工事をしています。

例えば、モデムとパソコン、パソコンとコピー機をLANケーブルで接続したり。
モデムから無線LANルーターまでLANケーブルで、あとは無線を飛ばしたりなど。

最近は無線を使う家庭が増えているので、有線LAN工事のハードルは下がっているほど。

家庭規模、ちょっとした有線LAN工事であれば素人でも意外と簡単に施工できるのです。

小業者に任せるべき理由

有線LAN工事は自分でできますが、オフィス規模なら業者に任せるべきです。

というのも、オフィス規模になるとパソコンや複合機の台数が大幅に増えます。

接続機器が増えることで機器をどう配置するのか、どう配線するのか複雑に。
デスクの配置から動線の確保まで、総合的に判断してレイアウトを決める必要が。

なんとなくで施工してしまうと、なんとも使いにくいオフィス環境になる可能性があります。

その点、専門の業者であれば、長年の知識と経験から最適なレイアウトを。
状況に合わせた施工でただ使えるだけでない、過ごしやすいオフィス環境を作ることが可能です。

有線LANをオフィス環境の1つと捉えるなら、業者に工事を依頼するのがおすすめです。

2.ドアをまたいで有線LANを配線する方法

本格的な有線LAN工事については、やはり専門の業者に任せるべきです。
ただ、ちょっとドアをまたぐだけ、小規模の有線LAN工事は自分でもできるでしょう。

ドアで配線するのに必要なもの

ドアをまたいで有線LAN工事をするのに必要なものを以下にまとめました。

  • フラットLANケーブル
  • 絶縁ステップル
  • カナヅチ
  • ラジオペンチ
  • 両面テープ
  • 配線モール

最近のドアは床、または天井に隙間があるのでフラットLANケーブルが通ります。
もしフラットLANケーブルが難しいなら、さらに薄型のLANケーブルもあるようです。

ちなみに、賃貸物件だと壁や天井に穴の開けられないことがよくあります。

まずは大家さん、または管理会社に問い合わせてから有線LAN工事してください。

ドアに有線LANを配線する流れ

必要なものが揃ったら、いよいよドアをまたいでの有線LAN工事を行います。

と言っても、フラットLANケーブルを伸ばしてきて、ドアの隙間に配線するだけ。
あとは絶縁ステップルや両面テープを使ってズレないように固定するだけと簡単です。

ただし、素人が配線するとどうしてもLANケーブルの見栄えが悪くなりやすいです。

そんな時は壁紙と同系色の”配線モール”を使ってLANケーブルを隠すのがいいでしょう。
”有線LAN DIY”などとネット検索すると、実際に配線工事した事例が乗っています。

ドアに配線するときの注意点

ドアをまたいで有線LAN工事するのは素人でも意外と簡単にできます。

しかし、1点だけ有線LAN工事を施工する上で注意してもらいたいことが。

LANケーブルの配線間違い、つなぎ間違いだけはしないようにしましょう。

有線LANではすべての配線で1つのネットワークを形成しています。
配線のつなぎ間違いをすると、ネットワーク全体が停止する可能性も。

素人だと何が原因かパニックになりやすいので、注意して施工するのがいいです。

3.まとめ

今回は、ドアをまたいで有線LAN工事する方法についてまとめてみました。

ドアをまたぐには通常よりも薄型の”フラットLANケーブル”を使うだけ。
あとは絶縁ステップルや両面テープ、配線モールでケーブルを固定するだけです。

もし何部屋にも渡って、大掛かりなLAN工事をするのなら業者に依頼すべきです。

しかし、隣の部屋に、ドアをまたいでちょっと配線する程度なら自分でもできます。
ぜひ紹介した内容を参考に、ドアをまたいでの有線LAN工事に挑戦してください。

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