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有線LAN工事

有線LANがセキュリティに優れる理由!

有線LAN工事はセキュリティに優れている、と聞いたことはありませんか?

オフィスで使用されるLAN設備としては”有線LAN”と”無線LAN”の2つが。

最近、スマホやタブレットも利用できるとして無線LANが注目されています。
しかし、無線LANは電波(無線)なだけにセキュリティ面での不安が。

その点、有線LANはセキュリティに優れているので安心して設置できます。

ただ、どうセキュリティに優れているのか聞かれると、詳しくは答えられないもの。
オフィスに導入する設備をなんとなくの知識で決めてしまうのは不安です。

そこで、今回は有線LAN工事がセキュリティに優れている理由をご紹介します。

無線LANがセキュリティ面で不安な理由も触れていますので、参考にしてください。

▶︎目次

1.無線LAN工事に潜むセキュリティの危険性

スマホやタブレットなど携帯端末でも使えるとして、無線LANが便利なのは確かです。
では、なぜ無線LAN工事にはセキュリティの不安が、危険性があるのでしょうか?

電波さえ拾えればいい

無線LAN工事では無線LANルーターを設置し、電波で機器同士を接続します。

電波(無線)さえ拾えれば、対応していればどんな機種でも接続できることに。
パソコンやスマホ、タブレットはもちろん他の携帯端末でも対応できる訳です。

無線LANルーターは”電波法”によって出力制限がされています。

これにより無線LANの電波が届く範囲は10m〜15mほど。
およそ一軒家を丸ごとカバーできるくらいの範囲であれば電波の届く計算です。

無線LANルーターの位置によっては室外に出ても電波を拾うことができます。

つまり、室内にいなくても、電波さえ拾えれば誰でも自由に接続できるということ。
第三者に不正アクセスされる、知らない間にデータを盗聴される危険性があるのです。

パスワード設定が不十分

もちろん、無線LANルーターにパスワード設定がされていれば不正アクセスは防げます。

しかし、無線LAN工事ではパスワードまで正しく設定されていないことがほとんど。
初期設定のまま、または誰でも予想のできる簡単な文字列のままのことがあります。

例えば、「123456」や「000000」のようにどんなパスワードにも使われている文字列です。

もし、パスワードが初期のまま、予想できる文字列だとセキュリティ対策をしているとは言えません。
簡単にパスワードを見破られ、自由にネットワークに不正アクセスされる危険性がある訳です。

ネットワークごと乗っ取られる

セキュリティ対策の基本は外部からの侵入者を想定しておこなうの一般的です。

内部を想定したものは少なく、1度でも侵入されるとセキュリティは機能しません。

無線LANルーターはオフィス内のネットワークにつながる入り口のような存在です。
もし無線LANのセキュリティが甘いと、そこからネットワーク全体に侵入されるかも。

データを盗聴されたり、サーバーから盗まれたりするだけですまないかもしれません。

無線LANルーターを踏み台に、ネットワーク全体を乗っ取られる危険性もあります。

2.有線LAN工事がセキュリティに優れる理由

無線LAN工事ではいかにセキュリティの不安が、十分な対策が必要かが分かります。
では、反対に有線LAN工事がセキュリティに優れている理由について見ていきましょう。

直接接続するしかない

有線LAN工事ではLANケーブル(有線)で機器を接続していきます。

つまり、LANケーブルで接続しないとネットワークを利用できないということ。
当然、LANケーブルなどの設備はオフィスの室内にしか設置されていません。

第三者が不正アクセスするには、まずオフィス内に不法侵入する必要が。

就業時間外ならまだしも、少なくとも就業時間内に不法侵入は困難です。
もし見知らぬ誰かがオフィスに侵入していたら、社員が気づくことでしょう。

直接接続するしかない、たったこれだけでもセキュリティ対策になるのです。

物理的な対策が有効

先述した通り、有線LAN工事では直接接続するしか利用するのは困難。

オフィスに、室内に侵入さえされなければ直接接続されることはありません。
オフィス全体を物理的に対策するだけ、ネットワークも一緒に守れる訳です。

例えば、防犯カメラや人感センサーなど、無人のセキュリティシステムの導入。
オフィスビルであれば管理人、警備員などの人員を配置しても対策できます。

全体のセキュリティ対策に集中できれば効率は上がり、費用は抑えられます。

異常を検知しやすい

有線LANに不正アクセスするには、LANケーブルを引っ張ってくることに。

LANケーブルに空きがあればいいですが、基本的に空いてることはないでしょう。
その為、すでに使用されているケーブルを抜き差しして代用する必要が。

有線LAN工事は規模が大きくなるほど複雑に、デリケートなものになります。

LANケーブルを1本抜き差ししただけ、差し間違えただけでトラブルになるほど。
ちょっとしたミスからネットワーク全体に異常をきたすことも珍しくないのです。

異常を検知しやすいというのも、有線LAN工事ならではの特徴と言えます。

3.まとめ

今回は、有線LAN工事がセキュリティに優れている理由についてまとめました。

有線LAN工事がセキュリティに優れている理由は大きく3つ。

  • 直接接続するしかない
  • 物理的な対策が有効
  • 異常を検知しやすい

直接接続する必要がある、室内に侵入する必要があるのは高いハードルです。

しかし、当然ですが上記だけですべての危険性、リスクから守れるとは限りません。
LANケーブルからはなくても、インターネットを通じての不正アクセスの危険性が。

有線LAN工事をした上で、さらにネットワークに対しての対策もする必要があります。

ぜひ、紹介した内容を参考に、有線LAN工事のセキュリティを検討してみてください。

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